今日の夕刊で平和についての短いけど考えさせられる記事を読みました。
簡単にいうと、「平和は人によって考え方が違う。『東京やニューヨークやロンドンの子供たちより、ずっと貧しいカンボジアの子供たちの方が澄んだ笑顔で笑っている。平和とは、貧しくても温かい人間関係を築く事だ』という人もいる。」他にも二つくらい例があったけど、この文章に最初は私も「そうかもしれないなぁ・・・」と思いました。
だけど、大事なのはその後の文章でした。
「カンボジアの子供が笑っているのは、笑って苦しみに耐えているからだ。泣いたり出来るのは、心に余裕がある人だけですよ。」
これは、カンボジアの大人の人(どんな役職の人か忘れちゃったけど)の言葉です。
ハッとしました。
苦しみに耐えるために笑っている、笑わなければ苦しみに耐えられない・・・。
また、「平和はその笑顔のさらに奥にあるものなのかもしれない」とも書かれていました。
確かに、泣いたり悲しんだり出来る人はこころに泣くだけの余裕がある人だけかもしれません。逆に、いつも笑っている人ほど悲しみや苦しみに耐えているのかな・・・。そんなことを思いました。
私の周りの人はどうなんだろう?笑ってるけど、実は笑うしかなくて笑っている人もいるのかもしれないなぁ・・・・。
そして私はどうなんだろう?最近泣いても悲しんでもいないけど・・・。
本当にこの記事には色々なことを考えさせられました。
いつか世界中の人々が自分なりにでも「平和」を感じることが出来る日がやって来る。
そんな日が来ることを、信じて待ちたいと思った月曜日の夜でした。